錆びついた金庫を発見したが開けられない

錆びた金庫

祖父が亡くなり、祖父の遺品を整理していた時のことです。押入れの奥から、大きくはないもののそれはそれは古そうな金庫を発見しました。全体的に錆びついてしまっており、別の場所から発見した鍵を挿して回そうとしてみても、固まってしまっていてうまく回らず、開けることができませんでした。中に一体どんなものが入っているのかは不明ですし、そもそもこんな金庫を持っていたことすら家族全員知らなかったのですが、流石にそのまま処分するわけにもいきませんから、業者の人に依頼して開けてもらうことになりました。

業者の人はそれを生業としているだけあってすごいもので、現物を確認してからものの数分程度で開けてしまいました。金庫自体が古いので防犯性が高かったということもなく、錆び付いている鍵さえどうにかできればよかったんでしょうけど、それでもすごいですね。
(参考:セキュリティの観点で見た金庫の重要性とは

さて、肝心の中身はと言いますと、祖父が生前手に入れた莫大な遺産…というようなことはなくて、祖父の奥さん。つまり祖母が若い頃の写真や結婚指輪でした。祖母はもう何年も前に亡くなってしまいましたが、祖父にとってこの写真は金庫に入れるほど大事なものだったんだなと思うと、涙が零れました。

金庫は資産などを保管する場所というイメージが強いですが、こういった思い出の品を保管するという使い方もあるんですね。自分だけの小さな金庫に思い出を保管していたなんて、なんだかロマンチックじゃありませんか。僕も将来は、こんな風に金庫を使えたらなと思った出来事でした。